綺麗な月と愛の話 1

※私自身が過去のことを忘れないように、またこの投稿を見た人にナンパや、私という人間について考えて頂ければと思い投稿することにしました。道徳心が強い人は不快になるかと思いますのでご注意ください。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

半年間付き合った女性がいました。

 

 

 

彼女は優しくて、可愛くて、純粋で、真面目で、清らかで。私にも色々と尽くしてくれました。

 

 

 

ラインを交換して、

1か月後に初めてご飯に行き、4回目のデートで告白しました。

 

 

 

「好きですと伝えたとき、真面目な彼女は少し悩んだ後に、やっぱりナンパで付き合った人は信用できないから駄目だといいました。

 

 

 

「そうだよね」と落ち込んで私は下を見ていたら、彼女が少し掠れた声で・・・

 

 

 

「月が綺麗ですね」と言いました。

空を見上げた私は「雲っているよ」といいました。

 

 

彼女のOKサインに気付けなかった私に、彼女はとたんに不機嫌になり、その後のフォローが大変でした。

 

 

 

今となってみれば笑い話です。意味が分からない方は夏目漱石、月が綺麗で調べてみてください。

 

 

 

その後、彼女とは半年ほど、週1・2回のペースで遊んでいました。

 

 

 

話題のスポットにいったり、お酒飲んだり、旅行に行ったり。それこそ普通の恋人のように愛し、愛されていたと思います。

 

 

 

お互いの誕生日はお祝いし、彼女は私の誕生日にホテルのディナーを用意してくれ、欲しかったワイングラスをくれました。今でもそのワイングラスは自宅で晩酌をする際に使っています。

 

 

 

また彼女の誕生日、飲食店でご飯を食べました。付き合って1ヶ月と少し日数が経っていました。その日、彼女は彼女の初めてを私にくれました。

 

 

 

冒頭でも言いましたが、彼女は可愛いタイプで年齢も結婚適齢期でしたが、結婚するまでは初めてはとっておくと言っていました。

 

 

 

彼女の始めてを私にくれたのには驚きもありましたが、何より喜びがとても大きかったです。

 

 

 

出会いこそはナンパでしたが彼女に対する思いは本気だったと私は思っています。ただ、私は彼女のことをどんどん真剣に考えるようになるにつれて私自身のことが許せなくなっていきました。

 

 

 

なぜなら私には婚約者がいたのです。